二段階認証の設定と、なくしたときの対処
口座が開いたら、最初にやるのは二段階認証の設定です。あとから困らないための控えの取り方まで説明します。
開設後すぐに設定する
パスワードだけでログインできる状態は、資産を預ける口座としては不十分です。パスワードは漏れることがあります。
二段階認証を設定すると、ログインのときにもう1つの確認が加わります。スマートフォンのアプリに表示される数字を入力する方式が一般的です。
数字は短い時間で切り替わります。仮にパスワードが漏れても、その数字がなければログインできません。手間は数秒ですが、守れる範囲は大きく変わります。
入金する前に設定してください。順番を逆にすると、資産が入った状態で無防備な時間ができます。
携帯電話番号あてに届く数字を使う方式もあります。手軽ですが、電話番号を乗っ取られると突破されます。認証アプリを選べるなら、そちらを使ってください。どの方式に対応しているかは公式サイトで確認できます。
設定の流れ
画面の名称は業者によって違います。以下は流れの理解のためのものです。
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認証アプリを入れる
スマートフォンに認証アプリを入れます。使えるアプリの種類は、公式サイトの案内で確認してください。
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コードを読み取る
口座の設定画面に表示される図形を、アプリで読み取ります。読み取ると、アプリ側に数字が表示されるようになります。
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数字を入力する
アプリに表示された数字を、設定画面に入力します。数字は一定時間で切り替わります。切り替わったら新しい数字を入れてください。
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控えを保管する
設定の途中で、復旧用のコードや文字列が表示されます。これを控えて保管します。
バックアップコードの保管
いちばん飛ばされやすいのが、最後の控えです。ここを飛ばすと、スマートフォンを失ったときに自力で戻れなくなります。
控えは紙に書いて保管してください。画面の写真で残すのは避けます。その写真ごとスマートフォンを失えば、控えの意味がありません。
クラウドのメモに書くのも避けてください。そのクラウドに入られた時点で、控えも一緒に読まれます。
保管場所は、口座の情報とは別にします。同じ場所にまとめると、一度に両方を失います。
書き写したら、その控えで実際に復旧できるかを確かめる必要はありません。試すこと自体が設定を壊す場合があります。文字の写し間違いがないかだけ、目で確認してください。
控えを人に見せないでください。それ自体がログインの手段になります。サポートを名乗る相手から求められても渡さないでください。
機種変更や紛失のとき
まず控えを探します。控えがあれば、案内に従って新しい端末に移し替えられます。
機種変更が事前に分かっている場合は、変更の前に設定を移してください。古い端末が手元にあるうちのほうが手順は簡単です。端末を下取りに出す前に、移し替えが終わったかを必ず確かめてください。
控えが見つからない場合は、公式のサポート窓口に連絡します。本人確認をやり直したうえで解除する手続きが用意されていることがあります。
手続きの方法や、必要な書類は業者ごとに違います。かかる日数も変わります。公式サイトで確認してください。
なお、アプリの数字を入れても通らないときは、端末の時刻がずれていることがあります。この方式は時刻をもとに数字を作るためです。自動設定に戻してから、もう一度試してください。
次に読む:口座開設後、最初にやらなくていいこと/国内の登録業者で始める前に知ること
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