口座開設後、最初にやらなくていいこと
口座が開くと、いろいろやりたくなります。ただし、最初のうちはやらなくていいことのほうが多いです。
急がなくていいことがある
口座を開いた直後は、機能がひととおり使える状態になります。だからといって、全部を試す必要はありません。
失敗が取り返しにくい操作から手を付けると、最初のつまずきが大きくなります。順番を後ろに回せるものは、後ろに回してください。
順番を決める基準は1つです。間違えたときに取り消せるかどうか。取り消せない操作ほど、後に回します。
急ぐ理由がないことは、急がないほうが安全です。相場は逃げますが、口座は逃げません。
最初の1か月は、覚える期間だと考えてください。画面の名前、入金の反映、数量の表示。この3つが分かるだけでも、あとの判断がずいぶん楽になります。
最初はやらなくていい4つ
| 外部への送金 | いちばん取り返しがつきません。宛先を間違えると戻らないことがあります。仕組みを理解してからで十分です。 |
|---|---|
| 複数の口座を作る | 管理する場所が増えます。記録も分散します。まず1つを使ってみてからで足ります。 |
| 名前を知らない銘柄を買う | 取引されている量が少ない銘柄ほど価格は動きやすくなります。最初に選ぶ対象ではありません。 |
| 大きな金額を入れる | 操作に慣れていない段階です。入金の反映や画面の見方を確かめる前に、まとまった金額を動かす必要はありません。 |
※ 対応している機能や条件は業者ごとに違います。公式サイトで確認してください。
4つに共通しているのは、あとからでもできるという点です。今日やらなくても失うものはありません。
積立や自動購入のような設定も、最初から入れる必要はありません。手動で1回買ってみて、値動きの幅を自分の目で見てからでも遅くありません。
先にやること
やらなくていいことの裏返しで、先に済ませておくものは2つだけです。
-
二段階認証を設定する
パスワードだけでログインできる状態にしないでください。復旧用の控えは紙に取って保管します。
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少額で1回だけ買ってみる
失っても影響のない金額で1回試します。目的は儲けることではありません。入金がどう反映され、買った数量がどう表示されるかを自分の目で見ることです。
この2つを終えたところで、いったん止めて構いません。分からない用語が出てきたら、そこで調べれば足ります。
ログインの通知を受け取る設定があれば、それも入れておくと安心です。身に覚えのないログインに早く気づけます。設定できる項目は業者によって違います。
急がせる情報に注意
始めたばかりの時期は、勧誘の対象になりやすい時期でもあります。
「今すぐ」「あと数時間で終了」といった書き方は、考える時間を奪うための表現です。判断を急がせる情報からは、いったん離れてください。
利益を約束するような説明があれば、内容を疑ってください。価格が上がる保証はありません。言い切る説明ほど、根拠がないと考えるのが安全です。
口座の情報や、二段階認証の控えを他人に渡さないでください。業者のサポートがそれらを聞き出すことはありません。
判断がつかないうちは、何もしないという選択もあります。急いで決める必要はありません。
分からないまま人に言われたとおりに操作するのが、いちばん避けたい状態です。自分で説明できる範囲だけを、少しずつ広げてください。
誰かに口座の画面を共有したり、代わりに操作してもらうこともしないでください。
次に読む:二段階認証の設定と、なくしたときの対処/価格変動・審査・本人確認
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